2025.09.25

展示会出展ガイド：目的とターゲット合った展示会の選び方、5つのポイント!

展示会準備

Contents

BtoB展示会を成功させたいあなたへ：出展先選びが全てを左右する
展示会出展で予算と効果を最大化する
信頼できる展示会情報サイト3選
まとめ

BtoB展示会を成功させたいあなたへ：出展先選びが全てを左右する

BtoB展示会への出展が決まり、担当者になったものの、「一体どの展示会に出ればいいんだろう？」と悩んでいませんか？

「とりあえず有名な展示会に出しておけばなんとかなるだろう」と安易に考えていると、時間や多額の費用を無駄にしてしまうかもしれません。

展示会の成功は、出展する展示会選びで9割決まると言っても過言ではありません。この記事では、あなたのビジネスに最適な展示会を見つけ、最大限の成果を出すための具体的な選び方と手順を、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、自信を持って展示会出展を決められるようになっているはずです。

展示会出展で予算と効果を最大化する

なぜ「最適な展示会」を選ぶ必要があるのか？

展示会出展の最大の目的は、投資対効果（ROI）を最大化することです。やみくもに出展しても、自社の商材に興味を持つ来場者がいなければ、名刺すら集まりません。

自社の商材やサービスと親和性の高い来場者が集まる展示会を選定することで、見込み客との多くの接点を作り、その後の商談や受注につなげることができます。

失敗しない！展示会出展の選び方5つのチェックリスト

展示会を選ぶ際は、以下の5つのチェックリストに沿って多角的に検討しましょう。

1.商材と展示会テーマの一致
展示会への出展を検討する際は、まず自社の商材やサービスが「誰のどんな課題を解決できるのか」を改めて掘り下げてみましょう。展示会のテーマと商材が一致していることが重要です。また、来場者の種類が自社のターゲット層と合っているかどうかも、出展先の選定において大切なポイントです。

2.展示会の規模と実績
展示会への出展を検討する際は、まず自社の商材やサービスが「誰のどんな課題を解決できるのか」を改めて掘り下げてみましょう。展示会のテーマと商材が一致していることが重要です。また、来場者の種類が自社のターゲット層と合っているかどうかも、出展先の選定において大切なポイントです。

3.出展費用と予算
出展費用は展示会の規模やブースの場所、小間数によって大きく異なります。出展料だけでなく、ブースの設営費、人件費、運搬費なども含めた総コストを算出し、予算内に収まるかを確認しましょう。

4.開催時期と場所
自社の繁忙期と重なっていないか、また、遠方の場合の移動コストや宿泊費なども考慮に入れる必要があります。ターゲットとなる顧客層が来場しやすい場所で開催されるかどうかも重要なポイントです。

5.競合の参加状況
競合他社が出展している展示会は、業界の主要なプレイヤーが集まる場であり、自社の立ち位置を確認する良い機会になります。同時に、競合と差別化を図る戦略を練る必要があります。

【実践】具体的な出展先の選び方と手順

ビジネスマンがタブレットを持ち、人・時間・モノ・場所などの情報を比較検討しているしている

具体的な出展先の選び方を3つのステップに分けて解説します。

ステップ1：商材とターゲットを再確認する
- ・出展先の選定を始める前に、改めて自社の商材が「誰のどんな課題を解決するのか」を掘り下げましょう。例：「製造業のコスト削減」が解決策なら、「製造業」がターゲット。「人事担当者の採用活動」が解決策なら、「人事担当者」がターゲットになります。
ステップ2：情報収集をする
- ・ターゲットを明確にしたら、情報収集を開始します。インターネット検索：「製造業 IT ソリューション展示会」のように、商材名やターゲット + 展示会で検索してみましょう。
- ・業界誌・専門サイト：ターゲット業界の専門誌やオンラインメディアには、展示会の情報が掲載されていることが多いです。
- ・展示会主催者の公式サイト：過去の出展者リストや来場者データが掲載されているので、必ずチェックしましょう。
ステップ3：選定リストを作成・比較検討する
- ・情報収集でピックアップした候補をリスト化し、「失敗しない！展示会の選び方5つのチェックリスト」を使って比較検討します。どの展示会が最も自社の目的に合致しているか、費用対効果はどうかを冷静に分析しましょう。

費用対効果を最大化するための＋αの視点

展示会を選ぶ際は、以下の視点も加えて検討しましょう。

1.展示会でメインに押し出す商材を決めておく
- 自社で複数の商材を扱っている場合、展示会ですべてをアピールしようとすると、来場者に「何をしている会社なのか」が伝わりにくくなります。出展の目的に合わせ、最もアピールしたい商材（メイン商材）を一つ決めておきましょう。
2.出展ブースのサイズやレイアウト
- ブースの位置は、来場者の流れに直結するため、集客力に大きく影響します。理想的な場所は、入口やメイン通路沿い、あるいはトイレの近くなど、多くの人の目に自然と触れる場所です。ただし、ブースの位置を自分で決められるかどうかは展示会によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
3.出展後のフォローアップ計画
- 展示会で集めた名刺や見込み客リストを、どのように商談につなげるか、具体的な計画を立てておきましょう。出展をゴールにするのではなく、「展示会で得た見込み客を、どう商談につなげていくか」という視点を持つことが重要です。

信頼できる展示会情報サイト3選

出展先の情報収集に役立つ、信頼性の高い情報サイトを3つご紹介します。まずはこれらのサイトで情報収集を始めてみましょう。

日本貿易振興機構（ジェトロ）
- https://www.jetro.go.jp/
- 世界中の展示会や見本市情報が網羅されています。海外出展を視野に入れている場合にも役立ちます。公式ウェブサイトへのリンクもあり、詳細情報の確認や申し込みがスムーズに行えます。
展示会とMICE
- https://www.jetro.go.jp/
- 展示会の開催情報だけでなく、業界ニュースも確認できるのが特徴です。出展に役立つ情報、豆知識、まずは情報収集から始めたい方におすすめです。
日刊工業新聞電子版
https://www.jetro.go.jp/
イベントスケジュール全国主要見本市・展示会一覧 Web版の特設ページにて、イベントやプライベートショーを掲載しています。日刊工業新聞が主催するものや共催するものがあり、随時更新されています。