サクラアルカス EVENT&EXHIBITION

閉じる

TIPS BLOG

TIPSブログ

展示会パネルデザイン完全ガイド|集客につながる制作・配置・コストの考え方

展示会パネルデザイン完全ガイド|集客につながる制作・配置・コストの考え方

展示会ブースの成果は、デザインの良し悪しだけで決まるものではありません。来場者がブース前を通過するわずか数秒の中で、「自分に関係がありそうだ」と感じてもらえるかどうか。その判断を大きく左右するのが、実は壁面パネルの設計です。

「とりあえずチラシを拡大してパネルにする」「情報は多いほうが親切だ」――こうした考え方は、展示会では逆効果になることも少なくありません。展示会パネルは、パンフレットとは見られ方も役割もまったく異なるからです。

本記事では、展示会ブース担当者向けに、集客につながるパネルデザインの考え方を、制作・配置・H明・コストの視点から整理します。次回出展で確かな改善につなげるための実践的なヒントを解説します。

▼この記事はこんな人におススメ▼
・初めて展示会出展を任され、何から手をつければいいか悩んでいる担当者様
・過去に出展したが、パネルの反応が薄く「集客の改善」を検討している方
・デザイン性だけでなく、コストや再利用性まで考慮した賢い制作方法を知りたい

なぜ展示会パネルデザインが集客成果を左右するのか

展示会場に設置された企業ブースの全景。青と白を基調としたスタイリッシュなデザインで、左側には大型モニターと受付カウンター、右側には製品紹介のパネルが並んでいる。ブース内や手前の通路には、商談をしたりパネルを熱心に眺めたりするビジネスマンたちの姿があり、活気ある展示会の様子が描かれている。

なお、本記事で扱う「展示会パネル」とは、ブース上部のパラペット部分に設置される企業名サインやキャッチコピー看板ではなく、ブース内の壁面に設置され、商材やサービス内容を来場者に伝えるためのパネルを意味します。

展示会において、パネルは単なる装飾ではありません。
来場者の視界に入り、足を止め、会話のきっかけを生み出す展示会パネルは、集客の成否を左右する最初の接点です。

展示会場の通路を歩く来場者が、1コマ(約3m)のブース前を通過する時間はおおよそ3〜4秒。
この短い時間の中で「自分に関係がありそうだ」と認識されなければ、ブースはそのまま素通りされてしまいます。

つまり展示会パネルには、遠くから・一瞬で・伝わるデザインが求められます。

情報量過多が集客を妨げる

よくある失敗として挙げられるのが、チラシやパンフレットをそのまま拡大して情報量過多になってしまうケースです。制作効率は良く見えますが、この方法では集客効果はほとんど期待できません。
その理由は、来場者がパネルを見る距離(視認距離)が、チラシとまったく異なるからです。

「文字サイズと視認距離」が示す決定的な違い

チラシは、手元(約30cm)で読むことを前提としています。一方、展示会パネルは3m〜5m以上離れた通路から見られるのが前提です。チラシと同じ情報量・文字サイズをパネルに流用すると、遠くからはほとんど読めません。

展示会パネルに必要なのは「説明」ではなく「一瞬の理解」

展示会パネルに必要なのは、詳細な説明ではありません。必要なのは、来場者が3〜4秒で「自分にとってのメリット」を感じ取れることです。

そのためには、「自分たちが伝えたいこと」「商品・サービスの詳細説明」を一度横に置き、来場者視点で「最初に目に入れるべき情報」を厳選する必要があります。

展示会パネルの設計は、ブース全体のレイアウト設計とも密接に関係しています。ブース全体で集客力を高める考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

展示会パネルの制作方法|文字・ビジュアル・レイアウト設計

展示会パネルの成果は、派手なデザインかどうかでは決まりません。
文字の選び方や余白の取り方といった細かな設計の積み重ねによって、パネルの伝わりやすさは大きく変わります。デザイン性だけでなく、「来場者に読まれるかどうか」という機能面に目を向けることが重要です。

フォント(書体)の選び方は「印象」と「読みやすさ」の両立が鍵

書体は、ブース全体の印象を左右する重要な要素です。
どのフォントを選ぶかによって、来場者が無意識に受け取るイメージは変わります。

文字サイズの強弱と余白が「読まれるパネル」をつくる

現場で特に意識したいのが、文字サイズの差と余白の使い方です。すべての文字を同じ大きさで並べてしまうと、どこが重要なのかが伝わらず、結果として読まれません。

実際の現場でも、パネル上部に配置するキャッチコピーには十分な余白を確保し、遠くからでも視認できるように設計するようにしています。上下左右に余裕を持たせ、行間も詰めすぎないことで、視線が自然と集まり、内容が認識されやすくなります。

また、重要なキーワードや数字は大きく、補足説明は控えめにするなど、情報に強弱をつけることで、来場者は一瞬で要点を把握できます。

すべてをパネルに載せない、という判断

展示会では、すべての情報をパネルに詰め込む必要はありません
詳細な説明や補足情報は、配布するチラシや資料に委ねるという判断も、実務ではよく行われます。

パネルはあくまで「興味を持たせる入口」。詳しく知りたい来場者に対しては、チラシや営業トークで補完することで、パネル自体はシンプルかつ伝わりやすい状態を保つことができます。

照明(ライティング)を活用してパネルを目立たせる

ブースを設計する際、照明計画はデザインと同じくらい重要な要素です。展示会場は天井が高く、会場全体の照明だけではブース内やパネルを十分に照らすことはできません。
「照明を増やしても思ったほど明るくならない」という悩みも、実は照明の「位置」を見直すことで解決できる場合があります。

「来場者と同じ側」から照明を当てる

来場者側からの照明を基本としつつ、真正面ではなく、やや上方から斜めに当てることで、反射や影を抑えながら視認性を高めることができます。

非常にシンプルなことですが、これが徹底されていないと、せっかくのパネルデザインも暗く沈んで見えてしまいます。対象物を正面から捉えるライティングを意識しましょう。

壁から離れた位置から「壁の上部」を照らす

ブース全体を明るく見せるためのポイントは、照明器具を壁から離れた位置に取り付け、パネルが掛かっている「壁の上の方」を狙って照らすことです。壁面の上部が明るくなることで、ブース全体の空間に広がりが生まれ、周囲のブースよりも視認性が格段に向上します。

コストを抑える「再利用設計」、賢い素材選びと保護

展示会パネルの再利用設計イメージ。フレームは共通で、グラフィックのみ差し替えることで複数回出展に対応する構造。

一度きりの出展でパネルを使い捨てにしてしまうのは、コストパフォーマンスの面で大きな損失です。
次回以降の展示会でも活用できるよう、耐久性を高める加工や、中身を差し替えられる仕組みをパネルデザインの段階から組み込んでおきましょう。

スチレンボードは「保護」で長持ちさせる

安価で使い勝手の良いスチレンボードですが、角が潰れやすいのが難点です。表面にラミネート加工を施して傷や退色を防ぎ、さらにアルミフレームを装着することで、搬送時の破損リスクを大幅に軽減できます。

これにより、数回にわたる出展にも耐えうる仕様になります。ただし、アルミフレームを装着すると重量が増すため、施工方法や設置条件とのバランスを考慮する必要があります。

内照式LEDパネルで高級感と汎用性を両立

ポスターを背面から均一に照らす内照式LEDパネルは、展示会ブースにおいて高いアイキャッチ効果を発揮します。遠くからでも視認性が高く、来場者の目を引きやすい点が特長です。初期導入コストは比較的高めですが、長期的に見れば差し替え運用が可能なため、複数回出展する企業にとってはコスト効率の高い選択肢となります。

ロールアップバナーは「素材」にこだわる

持ち運びに便利なロールアップバナーは、繰り返し利用できる点も大きな特長です。使用シーンに合わせた素材選びが重要で、素材によって耐久性・見た目・コストが大きく変わるため、用途に応じて最適なものを選びましょう。

まとめ

展示会パネルデザインの成功は、「通路を歩く来場者の視点」に立てるかどうかで決まります。 「読ませる」のではなく「伝える」。 このポイントを意識するだけで、あなたのブースの集客力は劇的に変わるはずです。

展示会での集客にお悩みではありませんか? 弊社では、来場者の動線や視認性を計算し尽くしたパネル制作・ブース装飾を承っております。「今のデザインを改善したい」「目を引く仕掛けを作りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

投稿者プロフィール

イベント事業部マーケティングチーム

資料タイトル資料タイトル資料タイトル資料タイトル資料タイトル

資料説明文コピー資料説明文コピー資料説明文コピー資料説明文コピー

資料ダウンロード

展示会ブースの集客を最大化!成果を生むレイアウト設計